僕の盆太鼓は、いろいろな技を自分でアレンジして叩きます。
盆太鼓を今住んでいる地域で教えていますが、教えている生徒さん達には、自分の技をすべて教えました。
でも、叩いている姿を見ると、いつも似たような技をしていて、教えた技の内半分もやらないのです。
アレンジは、本人達に任せているので、好みの問題かと思っていました。
教え漏れているかと思って、教えていみると、その技知ってると言うんです。
でも、本番で叩いているのを一度も見たことがないので、「なんで?」て聞いてみたら、「知ってるけど、難しくて使いこなせない。」と言われました。
叩かせてみると、叩ける子でも、考えながら叩いてる感じで、教えたはずなのに叩けない子もいました。
叩けなかった子達にも、再度、何度か教えると、何とか叩けるようになった感じです。

叩き方は「知ってはいる」し、教えた時は叩けたのです。
ただ、「知っている」だけでは、本番で使う事はできません。
なぜなら、「身に付いていない」からです。

「知っている」とは、教わった技を考えながら意識して叩いている状態の事です。
「身に付いている」とは、教わった技を繰り返し練習し、教わった技を無意識で叩けている状態の事を言います。

無意識で技が叩けていない(「身に付いていない」)と、本番では叩けません。
「技術取得|①無意識にできるようになることが身に着けるという事」の中で書きましたが、「普通の生活では意識が同時に供給できるのは一つの思考と一つの記憶だけである。」 (グスタフ・テオドール・フェヒナーという19世紀のドイツ哲学)つまり、意識して、叩いている間は、技を叩くことに意識がいっているので、他の事に意識が行かないのです。
本番で、叩いている時は、リズムや、曲の雰囲気に合わせて技をアレンジしたり、いろいろな事に意識を使います。
つまり、技に意識を回すことができないので、技を意識して叩いている間は、本番で使いこなすことは難しいのです。
本番で、技を使うには、意識しなくても叩けるように、ならなければなりません。
  ①ゆっくりのペースで何度も練習し、正確に、意識しなくても叩けるようにする
   詳しくは、「技を覚えるプロセス(手順)|技の覚える流れを解説します。」を見てください。
  ②曲を流して練習する時に、曲に合わせて叩いてみる。
   曲のスピードの中で叩けるように、失敗してもチャレンジして、身に着けていきます。
  ③曲のフレーズの中でいろいろと試してみてるのが大切です。
   実際に試してみて、自分のセンスで判断し、アレンジに役立てる
といった感じで、覚えていきます。
実際、私自身もそんな感じで、技を一つ一つ身に着けていきました。

「練習は噓をつかない」と言われていますが、正にその通りだと思います。
教えてもらった技を、「知る」
その知った技を実践するそれこそが「練習」
練習を繰り返すことで、意識しなくても技ができるようになる。
つまり、技が身につくのです。
練習をせずに、知っているだけでは、身に付いていないので、技を活かすことはできないのです。

教えてもらって、知ることはできます。
教わって、意識しながら技ができるようになって、満足してしまう人がいます。
知っている状態です。
そういう人は、身に付いていないので、いざ、やってみようとして、出来なくて、「難しい」「できない」と諦めてしまうのです。
練習をして、意識しなくても出来るようになって初めて身に付いたと言えるのです。

今後の練習では、その辺を意識して指導していこうと思いました。

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【リンク】

☆彡盆太鼓のコツ|盆太鼓とは(盆太鼓の説明と目次)
☆彡叩いてみた|目次
☆彡技術取得|目次

Ameba ブログ:盆太鼓マスター 盆ちゃん 2nd
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