太鼓を教えている中で、いろいろな子がいます。
センスのいい子、器用な子、覚えが早い子もいれば、
不器用な子、覚えが遅い子、ズレている子、と色々います。
教えていて、本当に面白いです。
教えて、すぐに出来るようになる子たちは、教えれば教えるほど上手になっていくので、いろいろチャレンジさせて、高いレベルの事が出来るようになると、本当に楽しそうに叩いてくれるので、教えている方も楽しくなってきます。

なかなかできない子は、伝え方を変えたり、かみ砕いて説明したりと、本当に苦労します。
逆に、自分が今まで気が付かなかったことに気が付けたり、私自身の理解が深まるきっかけになるんです。
このブログも、教えていく中で、気が付いたことをベースに作っていると言っても過言ではないです。
時間はかかりますが、その子のペースで、徐々に上達してくれるので、苦労した分、その子が叩けるようになってくれると、めっちゃくちゃうれしくなります。
長い時間、苦労して、それでも辞めずに続けてくれた子は、子供でも尊敬しますし、教えている身として、誇りに思います。
人には、得意不得意があるので、どっちが優れているというよりも個性だと思っています。
私の中では、上手い下手は、そこまで重要ではなくて、その子がどれだけ努力して、成長したかが大事だと思っています。

そんな中で、出来なくて、諦めたりやめてしまう子がいるんですが、申し訳なく思ってしまいます。
教え方が悪かったのか、分かりにくかったのか、いろいろ反省して、もし戻ってきてくれたら、こう教えようとか考える時があります。仕方ない部分はありますが、・・・。教える身としては、自分の未熟さを感じます。

練習は、休まず来てくれるんですが、落ち着きがなく、まじめに練習してくれない子がいます。
センスはあるんですが、基礎練習をめんどくさがってやってくれないので、なんとなく叩けてるのですが、基礎ができてなくふにゃふにゃで、手ごとも適当に叩いているんですよね。
ちょっと練習するとすぐサボるし、フラフラしてるし、話聞かないしで、手を焼いています。
そんなわけで、上手くなるわけはなく、自分の無力さを感じます。
そんな子も、最近、真剣に練習するようになりました。
きっかけは、その子にとって、悔しい出来事があったからです。
私の太鼓倶楽部は、子供のダンスグループとコラボする事がありまして、そのダンスチームはいろいろなお祭りで踊っているので、その時にうちの太鼓俱楽部もお邪魔して叩かせてもらっています。うちのスタイルは、太鼓は一人で叩くので、コラボも一人しか叩きません。コラボは、相手があることなので、迷惑をかけないくらいのレベルがないと叩けません。
いくつか本番がある中で、その子に任せることができず、その子以外の子が選ばれる結果となりました。
自分だけが選ばれないのが相当悔しかったらしく、やっと、自分の状況の深刻さに気が付いてくれた感じです。
ちなみに、その子には、お祭り後の9月からリーダーになるので、なおの事悔しかったと思います。

私のクラブでは、9月に小5の子にリーダをやってもらっています。
9月からリーダーになるんだよと、心の準備をさせて、今のリーダーからやり方を自分で学ぶようにしてます。
あえて、私から教える事はしなようにしてます。
ただ、その子には、「今みたいな練習の仕方でリーダーが務まる?」「みんながついてくれると思う?」と、問いかけています。そのこともあるのかなと思います。
私の持論ですが、「役割が人を育てる」と思っています。
役割を果たすために、考えなければならないことややらなければいけないこと、責任、周りの期待、など、その役割にふさわしい人として、行動することでいろいろな経験ができ成長につながると思います。

失敗や、悔しさは、「悪い」もので、無い方がいいですが、自分の欠点や足りないものに気づけたり、成長する切っ掛けになります。
その子の成長につながるのであれば、練習中はドンドン失敗してほしいですし、プロではないので、本番で失敗しても構わないと思っています。
もちろん、本番は、失敗しないのがベストですし、成功させるために一生懸命やって欲しいですが、一生懸命やったうえでの失敗には、価値があると思っています。

人を変えるのは難しく、こちらがいくら真剣に伝えても、その人に刺さなければ、無意味なものになります。
その子には、数年、いろいろと指導してきましたが、もともとの個性なのか、真剣に練習することはありませんでした。
しかし、「悔しい」という一つの経験が、彼を真剣に練習に取り組むきっかけになったのです。
その気持ちが、変わらないように、真剣に練習している時は、ほめるようにしています。
真剣に練習して、上達する喜びを知ってもらえると、太鼓の事だけではなく、彼のこれからの人生にプラスになるのではと、思いますので、この機会を大切にしたいです。

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【リンク】
☆彡盆太鼓のコツ|盆太鼓とは(盆太鼓の説明と目次)
☆彡叩いてみた|目次
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