以前のブログで、「守破離」について書きました。
今回は、「破」に焦点を当てて、書いていこうと思います。
「守」
「守」は、教わったことを守り正確に出来るようにすることです。
そのため、基本通りの叩き方になり美しく叩くことができます。
組太鼓のように、複数の太鼓で、複数の人が叩くので、みんな揃って正確に叩くことで、そろっていてすごく美しく迫力があります。逆に、ズレていたり一人だけ癖がる叩き方をすると目立ってしまい、全体のバランスが崩れ台無しになる場合があります。
一方、盆太鼓は、一人で叩きます。複数人で叩くこともありますが、基本一人で叩きます。
そのため、きれいに叩きすぎると、「上手だな」と思う反面、面白みに欠ける場合があります。
盆太鼓の本質は、「踊り手が踊りやすく叩く」ですけれど、「踊ってる人も見ている人も楽しませる。」「お祭りを盛り上げる。」事も大事になってきます。
その方法として、技や強弱などのアレンジで、表現するのもありですが、さらに変化を加える方法として「崩し」があります。
「崩し」とは
ここで言う「崩し」とは、複雑な技を叩く時に体勢を崩すくらい誇張して叩いたり、連打を叩く時に太鼓に近づくように前かがみになって叩きます。腕の振りの強調したり、動きをダイナミックに見せたりして、変化をつけてみている方を楽しませる演出叩き方です。一見無駄な動きや演奏に関係ない動きをして、盛り上げたりもします。
気を付けなければいけないのは、基本ができた上で、演出のためにワザと崩すから盛り上がるのであって、基礎もできていないのに、崩すと変な癖がつくし、へたくそに見えて逆効果だという事です。
崩しは、「破」です。「守」が出来てからの次の段階の「破」なので、基礎が出来てから、次の段階として、演出としての「崩し」にトライすることをお勧めします。
崩しの例①:白虎
崩しの例として、応用技の白虎を使って説明します。
白虎は、以前のブログに載せているので見てください。
応用技白虎「ドドンカカッドン」|動きに変化をつける応用技
基本的な打ち方としては、「ドドン」で、左側にバチを逃がし、左側の縁を「カカッ」と叩きます。
その時も、立ち位置は変えません。それが基本です。
「崩し」の場合は、白虎の特徴である左に逃がす部分を、誇張させるために、「ドドン」の時に、右足を前に踏み出し、体を正面に向けることで、動きがダイナミックになるとともに、バチを左側に逃がしたことが誇張されます。
また、「カカッ」と打つ時に、体を回転させながら、右足を元に戻して、ダイナミックさと勢いをつけ、最後の「ドンドン」につなげます。
崩しの例②:打ち下ろし技
次の技は、まだ、紹介していませんが、演奏の動画の中でよく使う技で、右腕を下から大きく腕を回して、真上まで持っていき、真上から打ち下ろす技です。
基本は、基本の体勢を変えずに、腕を回して、真上から打ち下ろします。
「崩し」の場合は、腕が下にある時に、体勢を下げて、踏ん張り、腕を回している間に勢いをつけて、腕が真上にある時に、飛び上がります。落下の勢いで、真上から打ち下ろします。
崩しの例③:締め技
締め技については、次のページを見てください。
締めとその技|盆踊りの曲の終わらせ方とその技
ページの説明では、崩しの方で説明してますけど、基本的には、体勢を変えずに叩きます。
「崩し」の場合は、白虎と青龍は、回転して後ろを向き誇張するとともに、変化をつけて盛り上げます。
朱雀や玄武では、左足を引いて、直立して、変化をつけて、強調します。
まとめ
崩しの例は、分かりやすい技を並べてみました。
例でも分かるように、基本の体勢や立ち位置を崩して、技や動きを際立たせたり、誇張したりして盛り上げるために演出しています。
通常の技でも、誇張して叩いたり、八木節の普通の叩き方から、縁打ちに変わった時に、叩きながら棒立ちになり構えなおして、曲調が変わったことを強調したりもしています。
八木節|特殊な叩き方をする曲
ただし、「崩し」は、やり過ぎると滅茶苦茶に叩いているように見えたり、見飽きてくるので、ポイント、ポイントで使ったり、サビなどの盛り上げるところで、効果的に使う事をお勧めします。
おまけ
栄養のバランスを考えながら、おかずを考えるのって大変ですよね。
品数を増やすにしても、共働きだと時間がないし、コンビニやスーパーのお惣菜だと、・・・。
食卓を豊かに、栄養と心の安らぎはいかがでしょうか?

