下町で生まれ育ったため、生まれた時から、夏は、祭囃子で育ってきました。
山車を引いて、休憩所で、かき氷やジュースをもらって、最後にもらうお菓子が楽しみでした。
子供神輿を担げるようになった時は、神輿の重さと疲れるので、そんなに好きではなったですが、頑張って担いでました。

盆太鼓マスター 盆ちゃんなので、やはり盆踊りの太鼓が好きで、小さい頃は、叩かせてもらえないので、憧れながらじっと見てましたね。
その当時は、小学5年生からしか、やらせてもらえなかったので、初めて練習に行けたときは、もの凄くうれしかったのを覚えています。
夏休み期間しか練習がなかったので、練習が楽しみで仕方ありませんでしたね。
太鼓を教えてくれる方は、おじさんが教えてくれていましたが、仕事の関係で、たまにしかいないので、ほとんど、年上のお姉さんが教えてくれていたなと思います。
小学生なので、ドキドキはなく、太鼓に夢中でした。

うちの親が町内会の役員とかやっていたので、町内会の方は、小さいころから知り合いで、かわいがってもらっていました。
お祭りの準備や片付けも手伝っていたし、太鼓を叩けば話しかけてくれるので、遠い親戚のおじさん、おばさんより仲良かったかもしれません。
下町って感じで、人と人とのつながりによって暖かさや安心感を感じ、今思うとありがたかったなと思います。

今住んでいるところでも、お祭りを通してコミュニティーの輪を広げていきたいなと思っています。
自治会をしていますが、子供の頃の町内会の雰囲気に比べると距離感を感じています。
高齢化が進んでいるので、活気がない気がします。
若い人のパワーと、高齢者の経験が融合すれば、活気のある楽しい自治会になるんじゃないかなと、ひそかに思っています。
出来たら、お祭りの手伝いから徐々に、若い方を取り込んでいけたら良いなと思っているのですが、・・・。

先はまだ長いですね。