人が何か技術や能力を身に付けるとはどういうことなのか、自分の実体験や、TVや本などを読んでいくうちに、こういうことかなという持論を持つようになりました。
その持論は、「人が技術や能力を身に付けるということは、無意識に行えるまたは、概念としてとらえている状態のこと」です。
例えば、歩ける人が歩く時に、意識して歩いているでしょうか、左足でバランスを取りながら、右足を上げて前に足を出し、右足を着地させ、体重を右足に、・・・。と意識しながら歩いている人はほとんどいないでしょう。
無意識に歩いているはずです。
つまり、歩く能力を持っているということです。
太鼓をたたいている時も、「ドドンガドンカラカッカ」と打っている時に、右手、右手、左手、・・・。と考えながら打っていません。
もちろん叩けるようになるまでは、考えながら打っていましたが、ある程度叩けるようになってくると体が自然に動くようになってきます。
つまり、無意識に叩いているということです。
玉川大学の坂上雅道教授は、「人間の行動のほとんどは無意識に決まる」とおっしゃっています。
その比率は9割を超える可能性があるそうです。
また、グスタフ・テオドール・フェヒナーという19世紀のドイツ哲学者が、「普通の生活では意識が同時に供給できるのは一つの思考と一つの記憶だけである。」とも言っております。
と難しいことを書きましたが、言い換えると、何かを教えてもらってできるようになり、それが能力として技術として身に付くためには、ただ単にできるようになるだけではなく、それが、無意識にできるようになって初めて「身に付いた」といえるということです。
なぜなら、人間のほとんどの行動が無意識だからです。
では、次のブログで、人が技術をや能力を身に付けるまでのプロセスを考えていきましょう。
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