私の持論ですが、盆踊り大会の主役は、やはり、踊りなんですよね。
盆太鼓は、踊りやすくお祭りを盛り上げるためのもので、屋台は、踊り疲れた人や踊りを見に来てくれた方に、食事を提供したりお祭りを盛り上げるためのものだと思っています。
子供の頃は、盆踊りの魅力が良く分かっていなく、太鼓打ちとして踊る人の気持ちを理解するのと、自分が叩いてるときに踊る人がいないと嫌なので、他の人が叩いている時に、踊るようにしていました。
太鼓を教えるようになってからは、教え子のお手本になるべく義務感で踊っていました。
踊りの重要性を感じたのが、数年前の子供の頃の地元の祭りで、盆踊り大会なのに踊り手がいなく、盆踊りの曲と太鼓、屋台がそろってはいたのですが、違和感というか、寂しさや虚しさを感じました。
やはり、多くの方が踊ってくれてこその盆踊り大会ですし、太鼓も活きてくるというものです。
そんな思いで始めた、月1回の踊りの練習会。
踊りは素人で、おっさんになってから始めた踊りの練習、男踊りを教えてもらっているのですが、おしりを突き出して、胸を張って蟹股で踊るらしいんですよ。
究極は、阿波踊りで、男性は、かなり重心を落として踊り方をしてますよね。
盆踊りでは、あそこまでは必要ないのですが、近い形で踊るらしいんですよね。
踊りの先生は、ひよこみたいに踊ると表現されていましたが、僕の中のイメージは、ゴリラですね。
ゴリラもおしりを突き出して、胸を張っているじゃないですか。
昭和の怖いおじさま方の歩き方にも似てるのかな?まさに肩で風を切って周りを威嚇して歩いているような感じ?僕の勝手な印象ですけどね。
この姿勢が、思った以上に疲れるんですよ。一曲踊っただけでも、汗だくになるくらいです。
腕を広げるのも、今までは、胸の下の高さで、広めに広げていたのですが、肩の高さで、肩幅より少し広いくらいが、踊りを知っている方から見ると、経験者?と思ってくれる動きらしいです。
この前初めて練習したのですが、簡単なようで、奥が深いですね。
そして、思った以上にハード。今月も練習があるのですが、今から楽しみなんですよね。
八木節の踊り方を教えてくださいとお願いしちゃいました。
実は、八木節は、盆太鼓ですと特殊な叩き方をするのですが、僕は、この曲が一番好きなんですよね。
縁うちのパートも、アレンジするのが楽しいですし、普通にたたくパートでは、盛り上がる部分なので、思いっきり派手にたたけるので、大好きなんです。
踊りも、勇壮で、かっこいいので、こっちもかっこ良く踊れるように特訓してもらおうと、画策中です。
早く練習したいな。
ちなみに八木節の太鼓はこんな感じです。
