盆太鼓には、表と裏があります。「ドドンガドンカラカッカ」が、太鼓の基本の技ですが、4拍のはじめの2拍「ドドンガ」が表で、終わりの2拍「ドンカラカッカ」が裏です。
原則、盆太鼓の曲は、表裏の順に叩いていきます。
炭坑節、チャンチキおおけさと数曲が、たまに、表裏裏と、裏を2回叩くポイントがある曲があります。
また、八木節は、また違った叩き方をします。後日、解説しますね。
盆太鼓のベースは、「ドンツクドンドン」で、このベースに乗せて、表裏を叩いていきます。
このベースの「ドンツクドンドン」は、裏の「ドンカラカッカ」と同じ叩き方で、違いは、ベースは、皮の部分しか叩きませんが、裏の「カラカッカ」を太鼓の縁を叩いているだけです。
基本技を、「ドドンガ」「スットンストン」「ドドツクドンドン」と表現したのは、表の打ち方だからです。
これを応用して、3連、5連という技があります。
3連とは、通常、表裏表裏と順に叩きますが、裏を叩かず、表表表裏と叩くのが3連です。
具体的に言うと、「ドドンガ」の3連は、
「ドドンガ|ドドンガ|ドドンガ|ドンカラカッカ」と叩きます。
「スットンスットン」の3連は、
「スットンスットン|スットンスットン|スットンスットン|トンカラカッカ」
「ドドツクドンドン」の3連は、
「ドドツクドンドン|ドドツクドンドン|ドドツクドンドン|ドンカラカッカ」
となります。
5連は、表表表表表裏と叩く方法です。
さらに応用として、表の技を同じ技ではなくいろいろな技を組み合わせて叩くとより面白くなります。
