盆太鼓の基本の技について説明します。
盆太鼓の基本の技は、「ドドンガ」「スットンスットン」「ドドツクドンドン」です。
たいていの技は、この3つの応用技がほとんどになります。
盆太鼓の落とし穴で、説明しましたが、一般的には、「ドドンガドン」「スットンスットントン」「ドドツクドンドンドン」という風にいいますが、最後の「ドン(トン)」は、「ドンカラカッカ」の頭のドンなので、僕はあえて、最後の「ドン(トン)」は技には含めません。
実は、私があえてそのように言うのかには、もう一つ理由がありますが、今度説明します。
「ドドンガ」
リズムは、「ドド¦ンガ|ドンカラ¦カッカ」
手の動きは、「ド(右)ド(右)ン(休)ガ(左)ドン(右)カ(右)ラ(左)カッ(右)カ(左)」
「カラカッカ」は、太鼓の縁を叩きます。
コツとしては、初めの「ドドン」の時に左を大きく動かし、「ガ」を打つタイミングを作ります。
「スットンスットン」
リズムは、「スットン¦スットン|トンカラ¦カッカ」
手の動きは、「スッ(休)トン(右)¦スッ(休)トン(左)|トン(右)カ(右)ラ(左)¦カッ(右)カ(左)」
コツは、「スッ」の時に腕を大きく振り、「トン」を打つタイミングを作ります。
この「スッ」の間の時の腕の振り方を工夫するといろいろな応用技ができます。
「ドドツクドンドン」
リズムは、「ドドツク¦ドンドン|ドンカラ¦カッカ」
手の動きは、「ド(右)ド(左)ツ(右)ク(左)ドン(右)ドン(左)ドン(右)カ(右)ラ(左)カッ(右)カ(左)」
コツは、「ドド」の時、バチを太鼓の皮のそばに置き、「ツク」の時、その位置からバチを落とすだけで、振りかぶって叩きません。
以上が、盆太鼓の基本技です。
