今回は、子供の頃の思い出を書いていこうと思います。
太鼓を始めたばかりの頃、不器用でなかなか上手にたたけませんでした。
前に書いた「盆太鼓の落とし穴」にはまって、音に合わせようとすればするほどズレていく感じでした。
ワザとかも、覚えるのに時間がかかった方だと思います。
多分、僕が教えている子供たちの方が、当時の私より上手にたたけていると思います。
そんな中でも太鼓を続けられたのは、太鼓が楽しくて好きだったからだと思います。

当時の私はどうすればうまく叩けるだろうかとものすごく考えていましたし、先輩たちによく質問もしていたと思います。
その時の経験が、太鼓を教えている今に活きていると思います。
センスのある子は、感覚ですぐにたたけるようになります。
ただ、すぐにできてしまうので、深く考えなかったり、なんとなくで叩いているので、細部が雑な傾向にあります。
その子には、丁寧にたたくように、細部にこだわって叩くように指導してます。
そういう子は、センスがあるので、早い段階で良くなっていきますね。

私のように不器用な子は、時間をかけながら、自分で、どうすればうまく叩けるようになるだろうと考えながら一歩一歩上達していく感じなので、時間がかかります。
そういう子には、時間をかければいいと伝えてあげています。
人によってペースは違いますが、最終的にその子らしく上手にたたければ良いんだよと伝えてあげています。
かつての自分を重ねているかもしれませんね。

地元の太鼓は続けながら、高校時代には、和太鼓部に入部しました。
その縁で、プロの方にも教わることができました。
太鼓の基礎の基礎から教えていただきましたし、組太鼓や、大太鼓、締め太鼓、ベタ打ち等いろいろな太鼓も叩けて充実した3年間でした。
この時に教わったことを子供たちに伝えています。

ブログでも、少しでも皆さんのヒントになればと、私の経験で得たものをお伝えしていこうと思っています。
そして、盆太鼓や、盆踊り、夏祭りの魅力をお伝えできればと思っています。