きちんと学んで、繰り返し練習することによって、無意識にできるようになって初めて身に付いてと言えます。
前回のブログ「人が技術を身に着けるプロセス②」でも書きましたが、人間の意識は同時に一つしか向きません。
やりたかった事が無意識でできるからこそ、他に意識を向けることできます。
他に意識を向けられるようになれば、細部に意識したり、注意ポイントを意識しながら練習することができるようになります。
それも無意識にできるようになれば、できることが増えてき、より高度なことができるようになりますし、技術の精度が増していきます。
例えば、「ドドンガドンカラカッカ」を意識しながらやっている時は、できるようになることに意識がむいているため、それ以外の細かいことまで意識が行きませんが、「ドドンガドンカラッカカ」が無意識にできるようになれば、強弱であったり、腕の振りであったり、リズムであったりと他に意識を向けられるようになり、より上達していきます。
ブルースリーの有名な言葉に「Don’t think. Feel.」という言葉があります。
考えるな、感じろという言葉です。
考えているうちは、意識している状態です。
感じろ、つまり無意識に動けるようになれということではないでしょうか。
